Duskers 導入編

Duskers は、宇宙を舞台にしたローグライクな難破船探索RPGです。
1,980円とお安いのが魅力ですが、筆者が購入時はセールで1,500円程度になってました。

Steam:Duskers


ドローンを遠隔操作で操り難破船などを探索してスクラップを集め、ドローンや宇宙船の装備を強化してさらに新たな探索を行ってゆくゲームです。

プレイする度に星系や難破船などのステージがランダムで作られるため、何度遊んでも新鮮さが失われないことが最大の魅力でしょう。最初はすぐ死んでしまいますが、また何度でも延々とやり直してしまう高い中毒性があります。



起動したら、最初だけ解像度やグラフィックの品質を選択します。
良いビデオカードを積んでいるなら "Fantastic" がお奨めですが、もともとシンプルなデザインですので品質を下げても十分楽しめます。操作の軽さは大事。

なお本作は英語版キーボード向けに作られているため、いくつかの操作や入力が表示と異なります。


ここの Input タブで Semicolon(;) と Quote(') だけはあらかじめ変更しておきましょう。Quote の方はゲーム中で表示切り替えに使うので、好きなボタンに変更しても良いでしょう。お奨めは、右シフト右Ctrlです。
変更したい項目をダブルクリックして、割り当てたいボタンを押せばOKです。

心の準備ができたら、Play! をクリックしましょう。
何やら昔懐かしの起動画面を思わせる演出が始まります。


最初のメニューもブートユーティリティと、完全にコンソールPC仕様。
なお書き忘れていましたが、本作はキーボードのみで全ての操作を行います。
マウスは一切使わない潔さですが、それだけに素速い操作ができるデザインになっています。

  • Play Game
    ゲームプレイを開始します。
  • Challenge
    Daily(日)、Weekly(週)単位で挑戦するモードです。結果はサーバー上にアップされ、Steamアカウント名でランキングが表示されます。
  • Drone Operator Trainig
    いわゆるチュートリアルです。凄くわかりやすいので、まずこれから始めましょう。
  • Options
    色々設定できますが、特に変えなくても良いでしょう。ただ、最初は Difficulty...(難易度)を易しめに設定しておくことをお奨めします。Scrap(スクラップ出現頻度)と Breaking Upgrades(装備の損傷速度)は Easy にしておいた方が捗ります。

後は興味があればで。
何はともあれ、まず Drone Operator Trainig で基本操作を覚えましょう。


プレイは難破船に接舷したところから始まります。ここからドローンを操り、難破船の中を探索して様々な遺留品を回収してゆくのです。

まず、drone01 の操作画面からスタートします。カーソルキーでドローンを個別に操作できる、ゲームライクなモードです。早速操作してみましょう。
で前進、←→で左右に回転し、で後退です。

左上に表示されているのは、このドローンの Updates(装備品)です。各ドローンには最大3つまで装備強化が可能です。


ちょっと動かすと、すぐ『2を押してdrone02に切り換えましょう』と指示が出ます。
フルキーの2を押しましょう。自分だけかも知れませんが、テンキーは効きません。
テンキーで切り換えたい場合は、起動直後の Input で変更します(secondary に追加も可)。

drone02に操作が切り替わったのを確認すると、すぐ『スペースを押して Schematic View』に切り換えましょうと指示が出ますので、スペースキーを押します。


見下ろしの俯瞰画像に切り替わります。こちらの方がローグっぽいですね。
'open a1' と打ち込んでエアロックa1を開きます。open は省略可能ですので、'a1' と打ち込むだけでも問題ありません。この場合は open(開く)と close(閉じる)を切り換える操作になります。

またオートコンプリート機能も標準装備ですので、最初の 'o' を入力するだけで open が表示されます。スペースを押して確定です。


またドローン操作画面切替の指示が出ますのでスペースを押し、drone02 を操作してエアロックa1をくぐります。



エアロックをくぐると、目の前に Power Inlet(電源コネクタ)が現れました。Generator(発電機)装備を持った drone02 を重ね、'generator' と入力して発電を開始します。たぶん 'ge' くらいまでの入力でリターンを押してOKでしょう。

これで難破船に電力が供給され、部屋感のドアを開け閉めできるようになります。ここまではプレイ開始時に必ず行うルーチンワークです。
ちなみに毎回行うこの手順は alias 命令を使うことで別名でひとまとめにできますが、実は最初から begin という名前でして登録されています。なので、通常プレイ時は最初に begin('b'でもう表示されます)から開始します。


またスペースキーを押して俯瞰画像にすると、電気の通ったエリアが表示されます。それぞれドアは d+数字、部屋は r+数字 で表現されているのがわかりますね。

最初の部屋は一ヶ所だけドアが空いていることが多く、その先は敵もいませんので安心して探索できます。上の例ですと d4 が開いているので r3 は安全確定、r4r5 は敵がいるかも知れない、といった感じです。

指示に従い、'navigate 1 r3' と入力して drone01r3 の部屋に送り込みます。
'na' くらいで自動的に navigate と出ますので、実質打ち込むのは 'na'+スペース+'1 r3'と非常に楽ちんです。

直接操作するのと異なり、この方法では複数のドローンを同時に離れた部屋まで移動させることができます。
ただ障害物の迂回が苦手らしく、よく味方のドローンに引っかかって止まったりします。


drone01 がピコピコ移動していくのを眺めましょう。慣れてくるとこの間に他のドローンに異なる指示を出したり、ドアを開閉したりできるようになります。


drone01 の操作モードに切り換え、ぐるっと回転させて部屋の中をくまなく照らしましょう。何か役に立つものがあっても、ドローンの視界に入るまで認識することはできません。
おやおや、何か見つけましたよ? どうやら Fuel Access(燃料口)のようです。どのステージにも、必ず一つだけあり燃料を確保できる可能性があります(空っぽの場合もあります)。

Gather(収集)装備を持ったドローンは、燃料やスクラップを回収することができます。
'gather' ('g' か'ga'くらいで出ます)と打ち込むと近くの収集できるものを回収しに行きます。


J-Fuel が手に入りました!

本作には P-FuelJ-Fuel という2種類の燃料があります。
前者は難破船など捜査する対象間を移動するときに消費するもの、後者は星系間をジャンプするときに消費するものです。
なお、前者はなぜか星系間を移動すると無条件で満タンになります。最初はこれがわからず、全ヶ所を捜索する前にすぐ P-Fuel が尽きてしまって『詰んだー!』とやり直したものです。P-Fuel がなくなったら未練を残さず、J-Fuel を使って他の星系へ旅立ちましょう(また戻って来られます)。

続いて、残りの閉ざされた部屋を探索しに行きましょう。
スペースで俯瞰モードに切り換え、'motion' ('m'だけで…もう言わなくていいですよね)命令を実行します。


Motion装備を持った drone01 と隣接する部屋の様子が映し出されます。緑は安全が確定。逆に、赤は敵がいることを示すものです。
このゲーム、敵に出会ったら即ドローン破壊=ゲームオーバーと思って下さい。従って、的の存在を確認 or 予想したら速やかに排除または回避する方法を探ることが肝心です。

まず、drone01 を r2 まで後退させましょう。'navigate 1 r2' です。
なお、移動すると motion の効果は途絶えてしまいます。


移動し終わったら再び 'motion'。
r3 はすでに探索済みで用はありませんから、こちらに敵をおびき寄せて閉じ込めておきましょう。d4 を閉じ、d5 を開きます。'd4 d5' と入力すれば同時に行えて安全です。
さあ、しばらく様子を見てみましょう。



あ! ピピっという音と共に色が切り替わりました!
敵が r4 から、r3 に移動したということです。すかさず 'd5' と打ち込んで閉じ込めましょう。


これでひとまずは安心です(敵によっては絶対ではありません)。d2 を開いて r4 に移動しましょう。
残念ながらここには何もありませんでした。再び motion を実行すると、r5 に敵はいないことが確認できました。


おお!? 今度は destroyed drone(破壊されたドローン)を発見しました。ドローン自体は持ち帰ることはできませんが、装備品があれば(大抵あります)回収できます。



'swap' と打ち込むと、一番近くにいるドローン同士で装備の交換ができます。
Lure(ルアー)は初めて見る装備ですね。カーソルを合わせると…ふむふむ、近くの敵性生命体をおびき寄せるそうです。
先ほどの敵は不明ですが、もし生命体なら速やかに移動させるよう促すのに役立つかも知れませんね。リターンを押して、頂いておきましょう。
装備品を回収できたら、ESC を押して交換モードから抜けます。


これで全ヶ所の探索も終わりましたので、速やかに撤退しましょう。'navigate all r1' で一度に全ドローンを宇宙船に戻すことができますが、実はこれも 'end' という名前で別名設定されています。


全てのドローンを回収し終えたら、'exit' で難破船から離脱してステージクリアです。
こうして回収したものを装備したり、売却や改造に使ったりして次のステージに挑んでいくわけです。

しかしながらやはりローグ系。ちょっとしたワンミスであっさり全滅してゲームオーバーになってしまいます。そんなときも気にせず、ESC でメニューを開いて Reset を選択し、最初からやり直しましょう。このゲームは何度も死んで覚えていくゲームです。

さらには日本語未対応のため、最初は何が何やらわかりません。
各装備品はどう使えば良いのか、敵の種類も対処策もさっぱりです。
結論は一つ。積極的に使いましょう。あえて死んで敵を知りましょう。

次回は筆者が死にまくって身に付けた知識や、拙いテクニックを紹介していきたいと思います。

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